『正しい知識を得る』のは情報が氾濫しているなかで意外と難しいものです。偏った食事療法は一過性に改善しても、多くはリバウンドを招き継続できません。糖尿病と上手くつきあうには、正しい知識を得ること、一緒に話しながら導いてくれるパートナーが必要です。我々の仕事は『正しい知識を提供』し『共感しながらお手伝い』することです。
糖尿病治療の柱は食事療法です。その人にあった食事を考えていきます。「甘いものは全てダメ」ではなく、「この位まで食べてよい」、外食がメインの会社員には「外食がダメ」でなく「外食だったらこのメニューがより良い」と具体的に知って頂くことが重要です。制限だけが治療ではありません。正しい知識を持てば、食事を楽しみながら治療できます。
糖尿病の問題点は『糖尿病が引き起こす病気』すなわち『合併症』です。
なかには重篤な合併症もあります。しかし早期からしっかり治療できれば合併症はかなり減らせる時代です。
現状は、糖尿病であっても4割が病院を受診していません。(健康日本21推進フォーラムより) 糖尿病による合併症を起こしてからの治療では、障害は大きくなります。結果として医療費も高額になります。
定期的な診察・検査は糖尿病の合併症予防には欠かせません。我々は万全の合併症対策を行っています。