院長コラム

福岡市南区|ふくだ内科循環器・糖尿病内科

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高血圧3− 2次性高血圧症を探す 循環器 | 高血圧

本態性高血圧症と2次性高血圧症

 

 

高血圧の90%は、本態性高血圧症と呼ばれる通常の高血圧症です。
しかし10%、すなわち10人に一人は、他に原因がある高血圧です2次性高血圧と呼ばれますが、病気ごとに治療方針が変わります。病気によっては、高血圧が治癒することもあります。
初めて高血圧症と診断された時、2次性高血圧がないかを調べることは重要です。

 

2次性高血圧の代表例
腎実質性高血圧/腎血管性高血圧
原発性アルドステロン
Cushing症候群
褐色細胞腫
睡眠時無呼吸症候群
甲状腺機能亢進症/低下症
カンゾウ(甘草)、グリチルリチンによる薬剤性
大動脈炎症候群

 

 

原発性アルドステロン症

 

アルドステロンは心血管イベントを増加させるホルモンである。(Endocr J2007;54:359-70)、原発性アルドステロン症、特にアルドステロン産生腫瘍は腹腔鏡下副腎摘出 術が一般的である。また、腫瘍がなくても、どちらかの副腎から過剰なアルドステロンが産生されている場合、副腎摘出により高血圧が完治することがある。難治性の高血圧、高血圧を伴う副腎偶発腫瘍、40歳以下で脳血管障害など臓器障害合併例では積極 的にスクリーニングすべきである。

原発性アルドステロン症の3/4が血清K値正常との報告もあり、低K血症がなく とも除外できないとされる。(J Endocrinol Invest1995;18:495-511)

高血圧に対する、減塩食は勿論有効であると共に、抗アルドステロン薬は有効であり、高齢者や精査希望がなければ
薬物での経過観察を行うことも少なくない。

tyle="color: #0000ff;">原発性アルドステロン症の検査

低レニン血症、高アルドステロン血症。低カリウム血症は多いが正常も多い。
精査として
立位-フロセミド負荷試験
カプ トプリル負荷試験
生理食塩水負荷試験
選択的副腎静脈サンプリング (ACTH負荷)

 

CTで副腎腫瘍がわかっても、副腎腫瘍がアルドステロンの自律的な過剰産生をしているか証明するために副腎静脈サンプリングは手術適 応を考慮するうえで重要である。( 確定診断である)様々な静脈の合流や間欠的なホルモ ン分泌の影響から副腎静脈中アルドステロン濃度の絶対値の判定は困難であり、コルチゾール値で 補正する必要がある。(Radiology1992;184:677-82)
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