無痛性心筋虚血 冠動脈疾患 | 知るべきこと | 血管合併症
「症状がない心筋梗塞・狭心症」
無症候性心筋虚血
冠動脈の狭窄で、心筋への血流が不足し虚血をおこした状態で、胸痛などの自覚症状を伴わないもの。胸痛のない狭心症ともいえる。
糖尿病患者に多い
糖尿病で、無痛性心筋虚血の割合は少なくありません。糖尿病性神経障害で、痛みを感じることができず無痛性となります。糖尿病をお持ちの方は狭心症、心筋梗塞が約3倍おこりやすくなるのも問題で、何かきつそうにしている、吐き気があるなどが実はサインであったりします。
(改訂2016年5月28日)